【登山・リベンジ】筒上山(2回目) 笹漕ぎと岩登り【愛媛・石鎚山系】
・さて、今回は前回登頂失敗(大げさかな)した筒上山へのリベンジです。
登ったのは、2021年10月28日です。
天候は快晴。
・石鎚スカイラインからの石鎚山。
南側からの石鎚山は、三角形に尖り勇壮で大好きです。
いつもあの山頂に歩いて行けるはずがないと思うのですが、3時間も歩けばいけるんですよね。
人間の足の能力もすごいです。
・午前8時30分。いつもの登山口。
・丸滝山手前。二ノ森方向。
・こんなに晴天なのに、石鎚山頂だけは雲の中です。
・丸滝小屋を抜け、分岐から筒上山直登ルートを。笹が深いです。
運が良ければ刈ってくれいる時もあるようです。
山頂中腹、そして手前は笹で道が失われている個所もあり要注意です。
・笹が。
・登山道がえぐれている個所。ロープが張られています。
時々道を見失うので、YAMAPでルートを確認しながら登ります。
丸滝小屋であった老夫婦も初めて手箱山と筒上山を登るということでしたが、直登ルートは笹が深いですよと偉そうに忠告しました。会わなかったので、手箱越えに向かったようですが、そちらが正解だと登りながら思いました。市販の山岳地図には山頂部の笹漕ぎの表示はありますが、手前の笹漕ぎの記載はないです。
私は念のため、2台の携帯にYAMAPのルートをダウンロードしてから登っています。
・ひどい笹漕ぎとろくに表示のない登山道を登り、もう少しで山頂です。
一面の笹に、どこが道やら。さっぱり、わかりません。
・山東付近から、西方向?
・北の石鎚は今も雲の中。振り返って見ていますが、私の通ってきた道はこの笹の中のどこでしょうか?
・もう少しで山頂です。左に社が見えています。が、気合と野生のカンでこの笹原の中に登山道を見つけなければいけません。少し、笹がへこんでいるのが道かな?
岩を超えた笹の中に深い穴があり、片足が太ももまで落ち込みましたが、幸い無傷でした。
(二度と来るかと、一人毒づきます)
・石鎚の雲も少しは晴れてきたかな。
・もう少し。本当にひどい笹漕ぎです。
初めての人には、山頂から下山する時に直登ルートは分からないのではないでしょうか。
笹が低い季節や、笹が刈り取られた直後とかなら別かもしれないですが。
・山頂。実は、ここの少し南が本当の山頂ですが、道は笹の中です。
ここが、山頂の唯一の開けた場所です。
先行者1名。
・北の広場からは刈り取られた奇麗な道が北に抜けています。
・南側の風景。
・ここまで来たなら山頂に行かねばと、笹の中に入ります。
・いくつもの社があり、きれいな表示板があります。
なお、道は・・・・。
・手箱山。道が見えますよね。
笹の海に飲まれかけていますが。
・紅葉しています。
・笹の窪みは、参拝順路です。
・紅葉。それほど鮮やかではないのが残念。
・手箱山西側は紅葉がきれいです。
・参拝順路。
・左に見えるのが、北側の山頂広場からの道。山頂や社を巡ろうとすると、この笹の中を進まねばなりません。
・手箱山。すぐ目の前にありますが、眺望もないということなので、笹漕ぎに疲れた私はパスします。
・手箱越えはすぐ近くで、急傾斜の場所に来ました。見えるのは高知の山々。正面は雨ケ森でしょうか。
・手箱越えからの岩場の鎖とロープ。
かなり急斜面。
・この前来た時滑って登れなかった岩場も、下りだと楽々。
この前はなかった、新しい赤ロープも張られていました。
・紅葉と手箱山。
・岩場の後は、急傾斜の階段が続いていました。
・手箱山への分岐。
・手箱越えから、振り仰いでみた筒上山。
・こんな場所に山城のように石垣が積まれています。
ここから丸滝小屋へは、緩やかに下ります。
・丸滝小屋手前から、岩黒山を。
・岩黒山南斜面も笹が深く、結構大変です。
・丸滝小屋まで帰ると、やっと石鎚山頂も姿を見せてくれました。
・アップ。
・さらにアップ。
手前が南峰。その右に天狗岳が見ていました。
〇筒上山。リベンジしてやりました。登山口に帰ったのは午後2時過ぎ。1万5千歩ほどでした。
筒上山はいろいろな花も見られるそうで、私でも登れた山でしたが、笹が深く岩場もあるということで、楽しめますが注意も必要な山でした。