【日本周遊車旅Ⅱ】北海道編その2〔大雪山旭岳〕
〇20時30分に苫小牧東港到着。
下船後ナビがいつまでも敦賀のままなので、広めの道路左側にウインカーを点けて停車します。フェリー下りたらいつもそうなので、もう慣れましたが、見知らぬ土地でしかも夜間でナビが使えないと不安すぎます。車代えても、直りません。他の下船車はびゅんびゅん追い抜いていくのですが、トヨ〇の純正ナビの問題かな?
少し止まっていると、私のすぐ後ろに私の前の車と同じ車種の車が同じようにウインカー出しながら停車してきて、そうだよなと苦笑しました。
正直、何とかしてもらいたい。
〇3日目 2023年6月18日。
・午前4時30分。北海道縦貫自動車道砂川SA。苫小牧東港で下船後、ナビで示されるままに厚真ICから日高自動車道で苫小牧に。苫小牧でセルフのガソリンスタンドで給油し、再び高速に乗り札幌方面から旭川に北上し、砂川SAで車中泊、というか2時間ほど仮眠しました。
仮眠は、後部座席を倒してマットを敷きクッションを枕にして夏用の薄い寝袋に包まるだけです。何とか身体を伸ばして寝ることができます。ただ、前の車は荷室で座ることができましたが、新しい車では天井に頭が付いて座って寛げずより車中泊には不向きです。
北海道のSAや道の駅は、車中泊は多いですが、トラックもおらず静かです。
ただ冷え込むと、車内の結露が酷いです。
・旭岳に向かいます。雲行きが、怪しくなってきます。
・旭岳ロープウェイ山麓駅到着。
ガス深く視界不良です。残念。事前調査ではロープウェイは午前6時からでしたが、まだ今週は8時からとのこと。またまた残念。
近隣市町村の天気予報は晴れのち曇りの予定でしたが、悪化しています。
・旭岳ロープウェイ山麓駅は駐車料金500円という話でしたが、この時は無料でした。
隣には旭岳ビジターセンター。奥には今夜宿泊予定のホテルベアモンテが見えています。
・駐車場でぼっとしていると、旭岳ロープウェイの人が、駐車場の脇に、まだ千島桜咲いているから見て言ってねと教えられました、
・千島桜。
・結構咲いていました。(花にあまり興味のないおじさんで感動少なくすいません)
・姿見駅。2時間待って始発に乗車。視界ゼロ。強風。温度5度。
本来は、ここから旭岳が見えるはずです。
・懲りずに登り始めます。一応安物カッパ、傘ありです。
・強風に加え、雨も降り始めました。
姿見の池まで何とか行って様子見てましたが、到底登頂は無理そうなので撤退しました。
浸水により、カメラ故障しました。この日の写真は、少ないです。
11時頃まで姿見駅で粘り下山しましたが、雨も止まず、ほかに行く場所もなくチェックインの午後2時までロープウェイ駐車場でぼっとしていました。
遠路北海道まで来て、初日がこれだとツライ。
・ホテルベアモンテ リラックスシングルルーム。広いです。大きなソファ最高です。ライブラリー&ワーケーション用のカムイの本箱という共用スペースもあります。少しリッチな登山用ベースに最適です。近くにコンビニや飲食店もないのは分かっていたので、食事は朝夕ホテルのバイキングでした。
今回の北海道旅行で一番高額のホテルでしたが、なぜかここだけ旅行支援が残ってて使えたので2万円以下で宿泊できました。
結局、この日は終日雨でした。
〇4日目 2023年6月19日。
・午前10時、旭岳ロープウェイ山麓駅。ホテルで早起きして天気を確認していましたが、未明まで雨。午後は回復傾向ということで、登頂は諦め、姿見の池周辺の散策コースを周遊することにしました。
・山頂方向は雲が多いです。
・下界方向は晴れています。
・南方向。
・まだどの山も残雪が多いです。
・姿見駅。本日も旭岳は雲の中です。
・姿見駅内部。この時間、登山姿の人は少なく、周辺散策目的らしい観光客が多かったです。
・リフトを降りるとレクチャーをしてくれます。長靴やストックのレンタルもあります。
・昨日と同じ場所で。相変わらず山頂は見えませんが、かなり視界は開けています。
ただし、気温は4.2度。
・昨日と同じルートで、姿見の池に向かいます。風がないため、昨日とはうってかわって楽なトレッキングです。
・山頂は見えません。7合目までぐらいは見えているでしょうか。
手前が、まだ雪と氷の姿見の池。
・姿見の池展望台。
・旭岳石室。
・地獄谷。
・噴気孔。
・花が咲いております。
・一面咲いております。
・こんな花。
・少し枯れかけており元気がない花が多いのが残念です。
・赤い花もありました。
・黄色い花も。
・こんな花もありました。
花に興味のないおじさんですいません。
・姿見駅から姿見池まで1時間程度の周遊コースが設けられており、軽装でトレッキングできます。残雪が7月上旬までありますが、軽装で十分です。必要あれば長靴やストックもレンタルできます。
外国の方も、多くおられました。
ゆっくり歩きながら、山頂が顔を出してくれるのを待ちましたが、意地悪な旭岳は最後まで全貌を見せてはくれませんでした。
・残念ながら動物は見れませんでした。
・旭岳と周遊通路。
・西側(山麓駅方向)。
・夫婦池。
・未だ一部は凍り付いています。
・姿見池周辺の野鳥。
・高級な機材をそろえた野鳥専門カメラマンが多数いました。狙いはギンザンマシコだそうです。
・すり鉢池。
・一番晴れた状態でこれが最高でした。
・姿見駅に帰ってきました。温度は上がりましたが、またガスがかかってきました。
午後12時半。あきらめて下山します。
・旭岳ロープウェイ性能。ちなみに運賃は往復3千円です。私は2日連続で乗ったため6千円もかかりました。
北海道まで来て、2日もかけて山頂も眺められないとは、残念です。
・人がいない姿見駅です。
・天気は回復せず、またガスがかかり小雨も降ってきました。
傷心の下山です。
◎天候には勝てません。少し時間があったので、下山後は富良野周辺を観光し旭川に向かう予定です。
大雪山旭岳リベンジ・・・未定。遠いですからねぇ。