日本周遊車の旅 

四国からのドライブを中心にした旅の記録です。

海と半島と運河(2 三浦半島他)

 今回のドライブも愛媛県南部。前回の記事の続きです。
 行ったのは愛媛県宇和島市の三浦半島(蔣淵半島)です。
 三浦半島。マイナーです。三浦半島という名前もネットで調べて分かりました。
 出かけたのは前回と同様2020年10月1日です。快晴。
 ルートは、前回行った由良半島から国道56号線を経由し北上。三浦半島を目指します。
 三浦半島にも運河があります。
 その運河の紹介を兼ねて、三浦半島のほぼ先端までドライブします。
 もちろん、またも道は狭いです。海はきれいです。アキマシタネ。
 由良半島と三浦半島を見て回るだけで、1日かかりました。


※前回記事


〇今回行ったところの地図です。愛媛県最南の愛南町から北へ北上。三浦半島のほぼ西端まで行きました。赤丸が運河のある場所です。


1 三浦半島へ


・宇和島市津島町浦知の港町。由良半島北側の国道沿いにあります。


・海はきれいです。海岸沿いには真珠養殖業者の設備が並んでいます。


・海面には養殖用のブイが並んでいます。防波堤上から撮影。沖に見えるのは奥の左は由良半島ですが、その右は御五神島でしょうか。
 本当に宇和海は、どこから沖合を見ても水平線はごく一部しか見えません。


・国道の傍らには小さなお社がりました。


・しかし、海面一面にびっしりとブイが並んでいます。


・うっかりナビの案内に従ったため、またも酷道を走ることに。


・津島までは自動車道が伸びています。三浦半島先端をナビに入れると案内されたのがこの道。国道56号線から三浦半島の根元を北に越える農免道路を案内されました。山中のすれ違いもできないひどい道でした。ナビの案内を信じてはいけません。宇和島側から行けば、片側1車線の道で快適に半島半ばまでは行けます。


2 三浦半島


・宇和島市三浦西豊浦付近。三浦半島の北側東奥の湾奥です。愛媛県は市町村合併が進んでおり、地名も三浦西とか遊子などの表示しかなくわかりにくいです。細かな地名は間違っているかもせれません。
〇写真はドライブルート順に掲載しています。(できるだけですが。)


・三浦半島は由良半島より大きく人家も多いです。湾内にはブイなどはあまり見えませんが真珠作業用の小屋は湾沿いに多くあります。


・宇和島市三浦西安米付近。


・宇和島市下波からは県道346号線に入ります。県道346号は1車線で、こんな感じです。
 由良半島とは違って車が多く、トラックも良く来ます。車幅は1.2車線程度で、由良半島よりは広いです。
 山肌は段々畑。真ん中にはモノレールの軌条が見えています。
 ピンぼけ写真です。下部も一部切り取りました。


・宇和島市遊子。真珠養殖業者の建物。


・ カラフルな屋根に真珠棚。


・上の写真の建物の真珠棚。(帰りに撮影したので陽が傾きかけています)


・宇和島市遊子矢之浦。遠くに見えるのは高島、九島。


・宇和島市遊子津の浦。


・段々畑。野菜ですな。


・モノレールとはこいつです。


・三浦半島北側。美地島。手を広げたように島の両側に防波堤が設けられており、その東側には養殖用の生簀が並んでいます。


・左に見えるのは西予市の海岸。右側は宇和島市の大良半島(おおらはんとう)。大良半島奥には奥南運河があります。


・三浦半島南側。南に見えるのは大鵜留止島と中鵜留止島。一番奥に見えるのは由良半島でしょうか。とても良い光景なのですが、ここも生い茂る草木で見渡しが悪いのは残念です。


3 細木運河
 1956年(昭和31年)起工、1961年(昭和36年)に竣工した。総工費約1億円。
 延長 190m、幅員 20m、水深 3m。


・細木運河の橋上から北を撮影。


・南側を撮影。南側は湾となっており集落があります。


・橋梁を北側より。


・かなりの急流が南から北へ流れています。


・北側にはかわいい後姿の石碑が。


・細木航路とだけ書いています。


・ぼんやりしていたら運河をぬける船の写真を取り損ねました。残念。





4 蔣淵(三浦半島西端)


・蔣淵は三浦半島西端の地名で、三浦半島は蔣淵半島ともいうそうです。
 今回のドライブはここで引き返しました。


・蔣淵西側。結構大きな集落があり、小学校もあります。


・蔣淵南側。養殖生簀もかなりあります。


・蔣淵北側から細木運河を。


・「いるか越」と呼ばれる地峡を削り運河を開通させたそうです。


5 遊子水荷浦の段畑と魚見の丘展望台


・遊子水荷浦。


・段々畑ですが、何も植えていません。段々畑を上って近くから撮影できるそうですが、今回はもう疲れて省略。そういえば、前回来た時も近くまでは行かなかったな。


・魚見の丘は、養殖業を営む上で、死んでいった貝や魚などを供養するために設けられました、そうです。


・魚見の丘から東側を撮影。ここも樹木が多くて、素晴らしい眺望が遮られ少し残念です。
 前方が高島。向こうが九島でしょうか。


・ 同じ場所から西側を撮影。木が邪魔。


・魚泊の集落と段々畑。


・魚泊から九島を撮影。


・宇和島市下波。
 宇和海は夕陽の好撮影スポットばかりです。夕陽には少し早い時間ですが。
 海、島、生簀、船。夕陽とうまく組み合えば素敵な光景となります。 


・帰りは国道56号線で宇和島市へ。三浦半島は、宇和島市街にも近いです。
 一日中南予の半島をドライブしていたために、ココ壱番屋やすき家の看板を見るとなぜかインパクトがありました。
 当然コンビニもなく、三浦半島でデイリーヤマザキを1件見かけたぐらいですから。


〇愛媛には運河が3か所あるそうです。というか、運河らしい運河は四国には南予にある3か所だけらしいです。(運河と言ってもミニ運河ばかりですが)
 ということで、次のドライブは今回の場所のすぐ北。またも、南予宇和海です。


 しかし、この細かさでは、日本一周どころか四国一周も何年かかるかわからないです。

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