四国の最も高いところへⅡ(1 雲海から天狗高原へ)
四国の最も高いところ2回目は、四国カルスト天狗高原周辺です。
行ったのは2020年9月15日早朝。
日の出を天狗高原で迎える予定が、またも時間調整に失敗しました。
理由は簡単です。Googleマップで計算した所用時間が短すぎ、車のナビにの到着予定時間より50%も短く出るのです。車に乗り込み、ナビを設定してからその違いにいつも気づきます。
到着するのはナビの予定時刻。よって、日の出の時間も調べていても間に合わなくなるのです。
でも、そのおかげでいいこともありました。
1 雲海
・四国カルスト天狗高原には愛媛側からも高知側からも行け、ルートはいくつもあるのですがどれも細く慣れてないと夜間は危険な道ばかりです。
運転にあまり自信のない私が今回選んだルートは、国道197号線津野町高野から西に延びる広域林道です。舗装されており、白線はありませんが片側1車線はほぼあります。
あまり眺望が良い場所はありません。また林道ですので、落石などへの注意が必要です。
・明るくなったころ、林道わきに車が数台駐車しておりカメラを構えたベテランさん3人ほど東側を撮影していました。明らかに私とは比べ物にならない高級そうな望遠レンズを三脚に何台も据えて何かを撮影しています。
・車を止め、見たガードレールの向こうは雲海。
・雲海なんて見た記憶がありません。ここでは、真下が雲海です。
日の出も近く、三脚などを取り出して私も撮影準備をしてお仲間に。
ちゃちなカメラと三脚が恥ずかしいです。
・残念なことに、東には低い雲があります。
・ものすごい広さの雲の海。
・ほぼ日の出。
・雲海というとおり、雲は波のように尾根を越え打ち寄せています。
・雲の向こうで日の出は残念ながら見えてないです。
・日が上りました。
・沸き立つような雲。
・東側の風景。
・西側の風景。林道のすぐ下に雲海が迫っています。
・山頂の電波塔は小島の灯台のようです。
・雲は大きな波のように流れ。
・電波塔も飲み込まれそうです。
・本当に沸き立つような雲海。
・雲の波に洗われる山巓。
〇ここは地元では知られた雲海の撮影スポットらしいです。
撮影していた人は3人。通りがかった人もう1人。ベテランらしい人の話では、今日はもう少しの光景で、もっときれいな日があるらしいです。
これ以上きれいな風景って、なかなか想像できない。
場所は津野町高野から林道を東に入り、途中にある穴神トンネルまで行かないところ。
地名は宮地と言っていました。
・林道のほぼ中間にある穴神トンネル東側には駐車スペースがあり、フォトスポットとなっています。
・そこから東側を撮影。それほど良い景色ではないです。
・林道わきは樹木が多いため見渡しが悪く撮影は難しいです。
・天狗高原が近くなると高度も上がり視界も開けます。東の山並み。(逆光)
・山頂がカルストらしくなりました。
・そして天狗荘が見えてきました。
天狗荘は四国カルストの東端の山頂にあるホテルです。
・振り返ると今見てきた雲海が遠くに。拡大してみると、雲海の真ん中には電波塔のある山が雲海に飲み込まれそうになりながら見えています。
〇続いて天狗高原ですが、思わぬ雲海のいい写真が取れ、写真枚数が増えたので次に続きます。