だるま朝陽を探して【高知県中土佐町】
【今回は、だるま朝陽の撮影に行ってきました。】
・行った場所は高知県中土佐町の久礼海岸です。
だるま朝陽は、秋から冬にかけての10日間ほど見えるそうです。
四国では瀬戸内海でも見ることはできますが、ごくまれだそうです。
太平洋側では、高知県宿毛市(咸陽島)のだるま夕陽が有名で見れる回数も多いらしいですが、なにせ遠いので確率は低いのですが、だるま朝陽の撮影に挑みました。
撮影したのは2020年11月14日。4回目でなんとかだるま朝陽に出会うことができました。
・だるま朝陽は、秋から冬の期間にみられる蜃気楼の一種だそうです。
「下位蜃気楼」現象と呼ばれる現象で、冷やされた空気の下層が海面により暖められることで密度差が大きくなり、下側に朝陽の虚像が見えることでだるま型になるのだそうです。
・定番の撮影スポットは、久礼八幡宮前の海岸です。大規模な津波非難タワーがあり、駐車場スペースも多くあります。
・久礼八幡宮。この鳥居越しにだるま朝陽を取ることもできるそうです。
・久礼海岸。目の前は久礼湾で、左に見える2つの島が双名島です。
・すでに海岸には多くのカメラマンが。固まっているのは、灯台とだるま朝陽を重ねて撮るためだそうです。
皆さん立派なカメラに大型三脚。少し外れて私のカメラをそっとセッティング。
手前の低い三脚の小さなカメラが私のカメラです。
・防波堤の先端には赤い灯台。冷気のため、海面からは水蒸気が立ち上っています。
水平線には、薄い雲が広がっています。
朝日が隠れないかと少し心配です。
・朝陽が出てきました。
・朝陽と船と灯台。このアングルもいいのかと考えながら、ズームリングを動かします。
・さらにアップ。
お、これはだるまになるかも。
・何を思ったのかさらにアップ。
だるまってこの状態か?
慌てて、もう一台のカメラで引きの写真を撮ります。
・あ、もう終わり。
あっという間に陽は上り、数十秒といった感じです。
ただ慌てるだけで、ろくに画角の調整もできませんでした。
・引きすぎた写真。
一応、だるま朝陽にはなっています。アップにしないとわからんじゃないか…。
灯台。だるま朝陽。船。海面から立ち上る水蒸気。
いい素材がそろっているのに、もう少しいい写真が撮れたものと少し残念です。
・すぐに、だるま朝陽は消え普通の良く晴れた朝の風景に。
・冬の海らしい風景です。まだ、秋ですが。
・別日の写真ですが、久礼沖は漁船のほか貨物船も結構走っています。双名島という二つの島もあり、綺麗な海の風景が望めるところです。
・中土佐町久礼には、高知自動車道を西へ行き、中土佐町インターチェンジを下りて国道56号線を西に行き、中土佐町役場前から南に折れた海沿いにあります。
〇初めて見た、だるま朝陽。4回目にして初めて拝めることができましたが、あれよあれよという間にすぐ終わってしまい、ろくなアングルで撮ることができませんでした。
反省です。
もっと、カメラ技術と根性を鍛えないといけないです。