日本周遊車の旅 

四国からのドライブを中心にした旅の記録です。

【日本周遊車旅】北海道編その2【オロロンライン・1日目】

【タイムトライアル1日目】
・車で、日本列島を周遊しています。まずは、海岸線沿いに日本列島を1周することが目標です。
 今回は、日本1周最後の地、北海道です。
  宿の予約はもちろんルートや沿線の観光地など、何も調べてません。日程も縛りはないので自由です。とにかく、1週間以上はかかる見込みです。

 しかしなぜか、気の短い私は終日走りまくりの、北海道1周タイムトライアルになっていました。


◎四国出発は2022年7月9日土曜日。午後4時30分。
 舞鶴からフェリーで21時間。7月10日午後10時、小樽上陸。留萌まで走り道の駅で仮眠していました。


◎2022年7月11日午前4時。留萌出発。当面の目標は、海岸線沿いに北上し宗谷岬に達することです。


・道の駅るもい。午前3時40分。2時間ほど寝てきました。
 この道の駅は24時間奇麗なトイレが使え、キャンピングカーなど車中泊らしい車が十数台駐車しています。さすが北海道。暑くも寒くもなく、薄手のシェラフでちょうど良いです。
 北海道の朝は早く、3時過ぎには明るくなり始めます。


・午前4時前に出発。海岸線沿いに、国道239号線を北上します。
 いわゆる「オロロンライン」です。
 日本海オロロンライン - Wikipedia


・左は日本海、右には樹木の少ない丘陵に挟まれた、信号もなく直線道路の多い走りやすい道が続きます。


・道路沿いに人家は少なく、廃墟が目立ちます。


・もうすぐ緑に飲み込まれそうな廃墟。


・北海道の家屋らしい構造の廃墟。


・第2秀浦バス停。北海道留萌郡小平町。いい感じに錆びてます。


・すべての廃墟の屋根が赤いのは、潮風に錆びたからでしょう。


・海からの風が強いのでしょう、東北の日本海沿岸と同じように木製の塀で囲われている家も多いです。


・道の駅 おびら鰊番屋。午前4時20分。


・駐車場も広い、大きな道の駅です。


・にしん街道。右が旧花田家番屋。


・小平町はニシン漁で栄えていたのですね。


・留萌郡小平町。


・小平町の家並み。道路幅はとても広いです。


・廃墟。


・廃墟。私が好きだから、廃墟を選んで写していますが、人口減とかもあるかなり厳しい地域でもあるようです。


・バス停の標識も傾いています。


・木製の塀。独特の屋根の形は、風の強い海側に屋根を折り建物を守っているんでしょうか。


・木製の塀が粗末なのは、雪ですぐ壊れるからでしょうか。


・山の海側斜面に樹木は少なく、山頂の木の生え方にも風の強さがうかがえます。


・雲は多めですが、日の出は近いようです。


・国道は232号線に変わります。北海道苫前郡苫前町上平。


・北海道らしい起伏のある直線道。東北でも見た遮風装置があります。


・苫前郡苫前町。午前4時40分。


・独特の、花の形をした街灯が並んでいます。


・雲が多く日の出がわかりません。


・海沿いの風景。


・羽幌町。


・道路の両端を示す矢印の標識。


・日の出。


・青空ものぞいてきました。


・初山別市街まで4㎞。


・初山別村。午前5時。北海道は、何処も通りが広いです。


・晴れてきました。


・遠別町。午前5時20分。


・遠軽天塩間の国道風景。


・酪農場。


・牧場の朝。


・道の駅 てしお。午前5時45分。
 自販機で高い牛乳を買う。濃すぎて固まりかけ。美味しくないです。


◎天塩町で国道から離れ、道道106号線に入り海岸線を走ります。
 

・天塩河口大橋から北北西方向。利尻島が見えます。


・サロベツ原野を一直線に抜ける道。


・利尻島。


・サロベツ原野駐車公園。午前6時。


・海岸沿いの湿原。


・見慣れないドームが道路上にあります。


・浜里パーキングシェルター。全長140m。
 東側の原野には風力発電が建てられています。


・大型のクローラークレーン。あまり見ない形です。


・幾つも建てています。


・クローラークレーンの左右のジブは安定性向上のためかな。


・ドライブには最高の道です。


・でも、ご注意ください。オロロインラインの東側はこの写真のような原野です。
 鹿やキツネも多くいるのでしょう。
 私はサロベツ原野の道路で、小鹿とキツネの轢かれた死体を3体も見ました。うかつにも、その死体の一つをよけきれず、タイヤの下で何かが砕けた感触を感じました。
 免許取得後約40年。数十万キロも走って感じた、初めての嫌な感触でした。


・豊富町に入ります。


・利尻島。


・利尻島。


・利尻島。
 とても綺麗で、何枚も写真を撮ります。


・オロロンライン道端方から南側を撮影。


・同一場所より北側を撮影。


・浜勇知園地。


・湿原と利尻島。


・こうほねの家屋上展望台から、ノシャップ岬。
 左に見えるの森繁久彌の歌碑。


・こうほねの家から、抜海漁港とノシャップ岬。
 ここからオロロンラインは、宗谷サンセットロードとなります。


・稚内市抜海村に向かいます。


・正面左の小山の上に大岩があるところが、抜海岩陰遺跡です。


・道道106号から離れ、道道254号で海岸沿いにノシャップ岬を目指します。


・稚内市ノシャップ。天気も良く明るくなったせいか、家並みも、これまでのオロロンラインの家々より明るく感じるのは気のせいでしょうか。


・ノシャップ岬灯台。高いです。納沙布岬とノシャップ岬(野寒布岬)。似ていて混同しそうです。


・灯台上部。


・北海道一高い灯台らしいです。午前7時。


・利尻富士は見えますが、その右隣にあるはずの礼文島は見えませんでした。


・ノシャップ港。


・日本海側は快晴。


・しかし、オホーツク側は怪しげな霧に包まれています。


 これから稚内市を抜け宗谷岬に向かい、その後は海岸沿いにオホーツクラインを南東に走る下る予定です。
 まだ午前7時。まだまだ、走れます。


 ◎これまでの走行距離、四国から舞鶴へ380㎞。小樽からノシャップ岬まで約326㎞。


※オロロンライン、名前だけは聞いていましたが、天気も良くとてもいいドライブコースでした。サロベツ原野最高です。小樽から留萌まで夜走ったのが残念です。

×

非ログインユーザーとして返信する