日本周遊車の旅 

四国からのドライブを中心にした旅の記録です。

四国最南端へ1(足摺岬周辺編)

 今回のドライブは四国最南端の足摺岬周辺へのドライブです。行ったのは8月19日。天候快晴。酷暑。
 足摺周辺は見所満載ですが、なにせ遠い。日帰りですが、走行距離は400㎞程でした。
 足摺岬から大月町柏島周辺は絶景ばかりです。


1 国道56号線から足摺岬へ
 高知県は太平洋沿いに長い海岸線を有していますが、特にきれいなのは、東西端に近いところです。砂浜は少なく、東端の東洋町か、黒潮町から西にしか大規模な砂浜がありません。


・黒潮町白浜から東側の海岸の様子。トンボも写ってしまった。


・黒潮町白浜から東側の海岸の様子。
 あいかわらず、山と海沿いの道の風景。今日は、このような風景ばかりです。


清水市大岐の浜 高知県西部にはきれいな砂浜海岸が多く、サーフポイントが多くあります。

 

・しかし、凪。


・大岐の浜には川もあり、キャンパーが多数。


・土佐清水港。


・足摺岬にはジョン万次郎の銅像と38番札所の金剛福寺があります。


2 足摺岬


・駐車場の近くに展望台があり、おなじみのアングルで足摺岬灯台が望めます。
 青い海。絶壁の岬先端に建つ灯台。絶景です。


・展望台東側も絶壁。・・・死ねます。


・灯台にズーム。うん?


・塗装ボロボロに剥げてます。まぁね・・・。


・展望台から灯台へ。
 道はこんな感じ。ツバキの名所でもありましたが、ツバキかな?


・灯台の真下に行っても、周りの風景は生い茂った草木で見えません。
 灯台を仰ぎ見て。



・灯台西側に。こちらも断崖絶壁。80mほどの断崖ばかり。死ねます。
 足摺岬は自殺の名所でもあったらしいです。ここからの自殺者が多いのか、防止のための立て看板がありました。手すりを乗り越えて写真撮影したところ、足がつりました。
 何か悪いことをしたかな。



・足摺七不思議というものもあり、見所はかなりあります。
 足がつった私は早々に退散。


・地獄の穴


・不増不滅の手水鉢


〇足摺岬にはいろいろなところにかなり大きな岩があります。今回は行きませんでしたが、すぐ近くには唐人駄馬という巨石群もあります。



↑ストーンサークルじゃないと思うけど…。


3 金剛福寺

・38番札所 37番札所からは80kmも離れてます。39番札所までも50㎞。
 水曜どうでしょうでは、遠すぎてスルーしていたほどお遍路さんには厳しい場所です。


 

・平日の午前中のためか、誰もいません。静かな境内です。
 軽くお参り。



〇お遍路さんは、四国に住む人にとっては特別な存在です。お接待などというもてなしの風習もあり、敬われ、また畏れられるものであるかもしれません。
 皆さんそれぞれ思いを持たれて回られていますので。
 私の実家では、昔お遍路さんがうちの田のそばで行き倒れて亡くなられており、近くの山すそに葬ったそうです。そこに小さな社を作り、お祭りをして、いつのまにか家の守り神みたいな扱いになっていました。
 江戸時代のことでしょうけど、祖母はよく拝んでいました。



4 白山洞門

・遊歩道(ほぼ階段)があったので炎天下の中で降りたところ、近すぎて写真の枠に入らなかったです。撮影は上の道路沿いの万次郎足湯からがいいそうです。また道路まで登ると熱中症になりそうでした。


・何か音がしていました。ドラムを叩くような。どこかで遠くで演奏しているのかと思っていると穴の中からの波の音でした。不思議・・・。


 

・白山同門から西側を撮影。



5 足摺岬から竜串へ
 足摺岬から西側に走り土佐清水市街を抜けて竜串に向かいます。

・土佐清水市松尾の漁港


・土佐清水市松尾の街並み


・旦那さんの墓(土佐清水市松尾)
 鰹節関係の功労者の墓みたいですが‥‥。


6 竜串

・土佐清水から西に海沿いに向かうと竜串です。ここもかなりの観光地で、水族館、海底館、グラスボートにキャンプ場まであります。


・海底館 白いテトラポットの下が海底海中公園になります。





7 足摺サニーロード
 土佐清水市と大月町にまたがる叶崎までの国道321号は、足摺サニーロードというらしいです。

・続くのは青い海と緑の山。


・砂浜はありません。


・小型テトラポットが山積みに。どんな意味が?
 対岸は通ってきた道です。


・叶埼灯台。


・この灯台も海に突き出した岬の断崖の上にあります。


・叶埼灯台への道。ウバメガシ(備長炭の原料)らしき樹林を抜けます。


・叶埼灯台 ここも灯台だけ。草木に阻まれて周りの風景の撮影は無理です。


・叶埼灯台西側の断崖。


・叶埼灯台東側。


・叶崎黒潮展望台から叶埼灯台を。前来た時もそうだったけど、ゴミが放置されている。
 持って帰れ。


・土佐サンゴ発祥の碑
 最近中国の富裕層の需要とワシントン条約による規制のうわさによりサンゴの価格が上昇し、土佐清水の漁師さんは皆サンゴ漁師となったという話を聞きました。
 いい色の大型サンゴを取れたら、1千万以上の価格もつくそうです。
 土佐清水ではサバを清水サバの名称でブランド化していたのですが、サバを釣ってくれる漁師がいなくなって困っているという話を漁協の方から聞きました。


・幡多郡大月町小才角の海。


・海水の透明度は高いのですが、深さなのか黒潮の関係なのか、青いだけで山陰の夏の海とは少し違います。


・小才角を過ぎると道は海岸線を離れます。


 このまま大月町を抜けて柏島へ。


〇四国南端の足摺岬周辺は、景色はきれいで見所が多く、最適のドライブコースです。
 すれ違いに苦労する狭い道も少ないです。
 今回のように天気が良ければ最高です。
 でも、遠い・・・。


次の記事は柏島周辺です。


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