西日本の最も高いところへ(石鎚山リベンジ編 2)
・石鎚山。登山初心者がリベンジします。
以前にも書いていますが、四国にある石鎚山は四国山地西部に位置する標高1,982 mの山で西日本(近畿以西)では最高峰です。
今回は土小屋ルートで挑みます。
あくまで安全重視。登れるとこまでということで。
行ったのは2020年10月26日。快晴でした。
・登山ルート。
・前回は成就社ルート。上図の上の成就社から左真ん中の石鎚山頂に向かい、試しの鎖の手前で挫折しました。
今回は右下の国民宿舎石鎚から向かいます。成就社からの高低差は一度1,300mまで下りますので700m。国民宿舎石鎚からの高低差は500mとなります。約4.6km。
ベンチという休憩所が3カ所あります。
せめて第1ベンチまでは行きたい。
・今回の登山で準備したもの。
近くのモンベルでカメラの一脚にもなるストックを買っただけです。
・恰好は前回と変わらず。
チノパンにウィンドブレーカー。スニーカーに野球帽。ディバック。
ポカリ500㎖2本。カメラ2台に交換望遠レンズ。ipad。iPhone。ミカンに飴。
〇登山なめてます。
1 登山開始 出発:10時30分ごろ。
・国民宿舎石鎚からの登山口。尾根近くの登山道を行くようです。
・登山道の様子。少し行くと土小屋登山口からの道と合流します。
・時おり東側の風景がのぞけます。
傾斜は緩やか。
・瓶ヶ森がきれいに見えます。
・登山道は木道の部分も多くあります。
少し端からの転落が危険です。
・石段の上り。上りはきついですが、緩やかな傾斜が多く助かります。
・第1ベンチ。尾根上にあり、西側にある石鎚山が望めます。
まだ遠い。
・まだ元気なのでレンズを望遠に交換する余裕があります。
・もう1.8kmも来ている。
・第1ベンチで道を振り返ります。
ベンチで休憩。ここまではまぁ楽です。暑いです。タオルで汗を拭きながら休憩。
ここからは傾斜もきつくなります。酸欠になりそうなのでゆっくり歩きます。基本後続の人たちには道を譲りますが、今回は登山開始が遅くなったので、あまり人にも出会いません。
・携帯がバリバリ入いるので助かります。しかし、石鎚スカイラインでは圏外の場所があるので主要登山道以外は注意が必要です。
・石鎚山南側の風景。成就社からの登山道とは違い眺望は抜群です。
・登山道はクマザサの中に伸びています。道の崩壊防止に木材が据えられています。
ストックは不要です。邪魔なのでバックにさして歩きます。
・振り返った登山道。
真ん中奥に小さく土小屋が見えます。その向こうが岩黒山だと思われます。
・第2ベンチ。
・ここまで50分。もう汗だくです。大休止。
・成就社からのルートにはなかった見晴らしの良い休憩所です。
・土小屋からの登山ルートは最初は尾根の東側を上り、途中で尾根に出て西側を上ります。
そしてまた東側に出て成就社からのルートと合流し、石鎚山の頂上に至ります。
登山道が見え、緩やかなので安心します。
まだまだいけると登ります。
・尾根からまた石鎚山頂が望めます。
・石鎚山。東尾根から。もう、かなり近いです。
・右に見える頂きに白い建物が見えるところが石鎚山頂です。
・奥は岩黒山と筒上山でしょうか。
・左上の尾根上に白く見えているのが山荘シラサ。
・登山道はまた尾根の東側に。瓶ヶ森がまた見えます。
・第3ベンチ。
ここでも大休止。九州から来たというおじさんと歓談。ここでリタイアし、山頂に登った友人を待っているとのこと。
私はまだいけそうなので進みます。
・南尖峰。
・成就ルートの夜明峠が谷向かいに見えます。
・土小屋から3.6㎞。後1㎞。
・北側の尾根に見える道は成就社からの登山道です。
この前、せめてここまで来れていれば石鎚山が拝めたのですが‥‥。
・登山道を振り返ります。山沿いに木道が続いています。第3ベンチを過ぎてからの土小屋からの登山道は少し危険です。木道はもちろん手すりはありませんし、ガレ場が数カ所あります。
蜀の桟道という言葉を思いだします。
・大きな落石が登山道を埋めています。
・ガレ場。この石の上が登山道です。
土小屋からの登山道は冬季閉鎖だそうです。
・成就社からの登山道の合流地点。山頂まで0.6㎞。ここまで2時間10分。
大休止。ここで入学前ぐらいの幼い女の子を見かけます。
こんな子供でも来れるのかと、少し驚きます。
・合流地点からの瓶ヶ森。成就3㎞。土小屋4㎞。
距離は遠いですが、土小屋ルートの方が絶対おすすめ。
傾斜が少なくて楽。時間もかからない。景色がきれい。ロープウェイや駐車場のお金もかからない。石鎚スカイラインも無料だし、紅葉もきれいだし。
・左瓶ヶ森。真ん中が山荘シラサのあるシラサ峠。右が土小屋。
瓶ヶ森林道はこの尾根上を走っています。少し驚きます。
・合流地点の石鎚神社鳥居。尾根沿いにまっすぐ行くと成就社。右に折れると土小屋。
階段はきついです。脚はもつれます。もう人間は半分死んでいます。
〇2020年10月26日午後12時40分。登山始めてから2時間10分。
後600メートルなので、もうひと頑張りなのですが・・・。
北側は日陰になり寒いです。汗に濡れたシャツがとても寒く体が震えます。
止まっていると寒くて耐えられないので、重い脚を進めます
◎続きます。