日本周遊車の旅 

四国からのドライブを中心にした旅の記録です。

【登山・低山】鷲尾山・烏帽子山【野鳥・ヤマガラ】【高知県】

 今回行った山は、鷲尾山(306m)と烏帽子山(359m)です。
 高知市街の南に位置する標高約300mの鷲尾山や烏帽子山は、南嶺と呼ばれ高知市民のハイキングコースとして親しまれています。
 行ったのは、2021年8月30日です。天気は快晴。


・今回登山した主な目的は、↑に会うためです。
 地元新聞等で烏帽子山でのヤマガラの記事が載っていたと聞いて、私も会えたらと思い登山しました。



・登山道は、整備されています。登山口も、いくつもあります。
 本格的な登山としては、筆山公園から、皿ヶ峰、鷲尾山、烏帽子山と縦断するのがおすすめのルートです。筆山公園には、大きめの駐車スペースがあります。
 今回は、鷲尾トンネル北側登山口から登りました。ここも7.8台が駐車できるスペースがあります。
 皿ヶ嶺については、下の記事をご覧ください。



・筆山からのルートは眺望が良い場所が多く楽しめますが、鷲尾トンネル北側からのルートでは山頂まで眺望はほとんどありません。
 時間があるようなら、筆山からの縦走ルートが眺望ポイントが多くおすすめです。


・市街地に近い低山で登山道もなだらかな場所が多いので、ハイキングはもとより、健康づくりのために毎朝登る人たちも多くいるようです。


・皿ヶ嶺と鷲尾山の間の山頂近くに高校ができ、登山道は高校のそばをかすめて通るようになりました。


・鷲尾山登山口から登り、鷲尾屋と烏帽子山の分岐に着きました。
 ここまでは割と急坂もあり、夏の昼過ぎで少し熱中症気味になりベンチで休憩しました。
 地元の方が、登山道を箒で掃き掃除してくれています。


・各所に綺麗な表示板があり迷うことはありません。


・注意書き。「登山道を走るバイク・自転車を見かけたら写真を写してください。警察に提供します」「犬の皆さんへ、落とし物で大変迷惑しています」等々。
 バイクや自転車で来たり、犬の散歩にも来れる市街地に近い山です。
 マナーは守りましょうね。


・烏帽子山山頂が見えてきました。


・烏帽子山山頂。樹木に囲まれて、眺望は全くありません。


・地図では石土神社とありますが。鳥居が二つあります。
 左下には、南側への鎖が。


・鎖。南の春野方面の登山道でしょうか?


・東屋の休憩所があり、左には餌箱がぶら下がっています。そばの張り紙は、勝手に野鳥を取ってはいけないというもの。


・東屋には天井からバックが吊り下げられ、水やり用なのかペットボトル。簾があります。


・夏の午後。私以外に誰もいません。東屋に座って休んでいると、野鳥が数羽飛んで来て、周りを飛び回り様子を見ています。


・来たなっ、と持ってきたヒマワリの種を取り出し、手のひらにのせて差し出すとヤマガラが群がってきて持って行きます。
 向こうは慣れているようですが、こちらは鳥の足で素手の指をつかまれるとその感触に、思わず小さな悲鳴を上げてしまいました。


・慣れたもので、5羽以上が周囲を飛び回り、ヒマワリの種を何度あげても飽きずに飛んで来て持って行きます。
 自然の鳥に餌を上げすぎてもいけないかと、数回でやめました。
 手を差し出して一眼カメラで撮影してもうまくタイミングと焦点が取れず、この2枚はスマホで撮影しました。
 しかし、そのスマホにもヤマガラが止まり、羽ばたきの風を顔に感じるほどの超接近状態です。


・最後は餌箱にヒマワリの種を入れて、距離を置いて一眼カメラでの撮影です。
 とにかくかわいい。
 よく馴れ餌付けされています。
 子供とかも連れてくれば大喜びでしょう。
 東屋に吊り下げられたバックの中を見るとヒマワリの種が入っていました。残った種をバックに入れて帰りました。
 

・次いで鷲尾山に登ります。


・鷲尾山山頂。太平洋が望めます。


・鷲尾山306m。


・太平洋。右に見えるのが浦戸大橋と桂浜。


・西には烏帽子山が見えています。


・この穴は戦争遺構の聴音壕。戦争中この穴の中に入り、太平洋から来る飛行機の爆音を聴いて見張っていたそうです。


〇高知市街の南にある南嶺の皿ヶ峰、鷲尾山は眺望が良いです。そして烏帽子山では運が良ければヤマガラにも出会えます。
 とても良い低山だと思います。


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