【室戸】室戸ディープ その3完結編【高知・室戸岬】
・四国の東南部、室戸へのドライブを紹介しています。
今回はその3回目。室戸岬の東側のジオパーク、高岡の家並みなどの紹介です。
そして、最後は室戸岬からの太平洋に沈む夕陽です。
ドライブしたの2021年2月9日。冬ですが暖かく快晴の日でした。
1 御厨人窟・神明窟
・弘法大師が修行されたという室戸岬東の国道55号線沿いにある洞窟です。無舗装ですが、ここにも広い無料駐車場があります。
現在危険につき立ち入り禁止です。残念。(多いですね。そういう場所)
・この入り口の囲いは何でしょう?
・そんなに深くはありません。
2 ジオパーク遊歩道
・遊歩道は、国道55号線の海側を室戸岬から続いています。約1.2㎞。
・遊歩道。私は帰りが大変なので、御厨人窟の駐車場まで車で移動しました。
・行水の池。正面岩の根元の削れが特徴だそうです。
・行水の池を海側から。
・ビシャゴ岩。
・小石の抜けた穴。
・穴だらけの岩。
・マグマでやけどした穴。
なんというか、コメントしづらいので、そのままです。
・室戸岬の周辺にはジオパークの遊歩道が整備されており、特徴的な岩などには説明板もあり散策には地質とかに興味が無くてもかなり良いと思われます。
3 高岡の家並み
・御厨人窟・神明窟から国道55号線を北上すると直ぐに高岡になります。
ここの家並みの特徴は、道路の西側に立っている家が、海からの潮風から家屋を守るために大きなコンクリート塀に囲まれていることです。
・ぱっと見はコンクリートの擁壁みたいですが、実は塀でこの後ろには家があるのです。
・コンクリート塀にくりぬかれた門。アルミ製のようです。
室戸岬には、毎年台風が良く来ます。台風の風は反時計回り。ここの地区には東からの海風が強くあたるようです。そのため、このように東側に塀を張り巡らせているようです。
・こちらは石積みです。昔はこのように石積みであったものを補強のためにコンクリートで覆ったのではないでしょうか。
・こちらも半分は昔の石垣が残っています。
・ここは二階建てに新築し、塀も一部新しくしています。大きな扉も薄いアルミ製のようです。
・完全防御の門。結構な厚みがあるように見えます。
・こちらには薄いコンクリートの塀が並んでいます。
・石垣の上の庭木で風を遮っている家もあります。
・瓦を積んだ門とコンクリートの塀。
・昔風の石積みの塀と門。石積みだと、やはり厚くなりますね。
そんなに数が多いわけではないですが、室戸岬東側の自然の厳しさをうかがえる、独特の塀に囲まれた家並みを見ることができます。
初めて見た時は。何だこの塀は、まるで戦争の要塞(トーチカという言葉を思い出しました)みたいじゃないかと驚いたものです。
国道55号線で室戸岬を周回すると高岡を通りますので、機会があればぜひご覧ください。
少し北には、廃校を利用した水族館もあります。
4 室戸岬の夕陽
・日没を室戸岬スカイライン山頂展望台から撮影しようと戻ります。
室戸岬からの日没前の夕陽。
・山頂展望台から北、徳島方向。
・太平洋に沈む夕陽。
右下は室戸岬港。
・少し露出を変えて。
・望遠での夕陽。
・日没。どこからか雲が。だるま夕陽になっているように見えており、とても残念です。
・半没。
・日没。
室戸岬では、だるま夕陽は9月後半から3月中旬に出現するようです。だだし出現する頻度は多くなく1月に1〜2回とされています。またほんの10秒から長くて1分のため、地元の人ですらなかなか見ることができない貴重な現象とされているようです。
重ね重ね残念です。
・お気に入りの1枚。風景だけではなく、人物もうまく取り込むといいですね。
〇いかがだったでしょうか室戸。
半日でしたが、見所も多く回り切れませんでした。公共交通機関が少ないのでドライブとなりますが、道路も広く交通量は少なく景観は最高です。
少し遠いのが難ですが、おすすめのドライブ先です。