日本周遊車の旅 

四国からのドライブを中心にした旅の記録です。

【室戸】室戸ディープ その1【高知】

室戸って知っていますか。四国の東南部の室戸岬のあるところです。
 四国でも、かなり人口密度は低い場所です。
 室戸市は、面積 248.18km。2020年11月1日現在、人口は高知県内11市で最も少なく(11,645人)、北海道以外の46都府県(本州、四国、九州、沖縄県)の全738市で人口の最も少ない市だそうです。
 コロナ収束の兆しは見えてきましたが、ソーシャルディスタンスを守れるであろう人気の少ないであろう室戸をドライブしてきました。


 2021年2月9日。快晴でした。



〇室戸(四国南東部の岬)です。御覧の通り山しかありません。鉄道も自動車専用道路もありません。
 左上に見える市街地は奈半利町(高知県)。右上に見えるのが東洋町(高知県東端の町)。自動車道も計画されていますが、奈半利町から東に山中を東洋町に抜け、室戸にはできないようです。徳島市から110㎞。高知市から78㎞。
 奈半利町から海沿いに東洋町まで、国道55号線で50㎞以上あります。


・冬でも四国は、快晴の日が多いです、特に高知は。 車内は、夏の陽気で暑いくらいです。(高知市周辺)


・高知インターから東に。ここまでは、自動車道がほとんどできています。(芸西村付近)


・国道55号線は海沿いの片側1車線。交通量は少なくドライブには最適です。(安芸市赤野付近)


・室戸市の入り口。羽根岬周辺。


・羽根岬周辺から西側を。今回飲食はしませんが、羽根岬西の奈半利町加領郷港にある「みなと食堂」では金目鯛の定食などのメニューもあるようで良さそうでした。


・室戸市羽根周辺から室戸岬方向を。台地上の山(西山台地)が海に迫ってます。手前が行当岬。奥が室戸岬でしょうか。
 冬の海ですが、ひたすらに藍と言いたくなる海色です。


・この道を通るたびに、この台地上に何があるんだろうと思っていました。
 googleを見ていると西山大地の西の端に、東二又渓谷という場所があるとのこと。吉良川からその渓谷まで片側1車線の整備された道が通じているようで、眺望が良いようです。
 西山大地の上に行くということが、今回室戸にドライブをすることにした大きな理由の一つでした。



・吉良川から北に入り、山間の道を西に戻ります。すると、道端に看板が。
 室戸地区は世界ジオパークに登録されています。



・アップにすると国道55号線とその背後の西山台地が良くわかります。
 現在地がこの看板のある場所。その少し左が東二又渓谷です。


・東二又谷大橋。橋の東端には駐車スペースがあります。
 深い渓谷とそこにかかる橋だけです。でも、なぜか私はハイテンション。歩いて橋を渡り写真たくさん撮ります。


・北東側の渓谷。


・北側の渓谷。谷がとにかくジグザグに曲がっているのは何か理由があるのでしょうか。
 杉が少しありますが、ほとんどが手つかずの自然林と思われます。


・橋から下を覗き込みます。ここで飛び降りたなら、絶対見つからないなぁと思います。
 ちなみに、ここで数十分いましたが、人ひとり車1台も通りません。
 遠くに少しだけ川のせせらぎが聞こえます。


・南には当然太平洋。南西の方角には先ほど通ってきた羽根岬と灯台が見えます。


・羽根岬。


・さらにズームして羽根灯台。


・南の渓谷。とにかく、谷は折れ曲がり海に伸びています。
 なかなか壮大な渓谷でした。何の変哲もない山と言ってしまえば、そうかもしれないですが、私は満足できました。
 

・西山大地から吉良川に引き返しますが、この町には昔の街並みが残っています。
 結構時間が押してたので寄りません。(写真は2015年9月撮影)


・内子町ほど大規模ではないようです。国道沿いに無料駐車場と案内看板があります。(写真は2015年9月撮影)


・少し進むと道の駅や食堂があります。
 食遊 鯨の郷。少し覗いてみましたが鯨料理が食べられます。が、私は食したことはありません。ここではいつもジェラートなどを買ってます。
 

・室戸は昔は捕鯨で有名でした。捕鯨関係と思われる資料館もありました。時間もないので入らず。


・道の駅から北西方向。


・写真左側。何か浮かんでいます。


・見づらいですが筏です。観光筏。沖合に筏を固定し、渡船で釣り客を渡し釣りをしてもらうようです。少し背の高く見えているのはトイレの囲いのようです。


・道の駅から南東方向。右は行当岬です。
 良い感じの台地が海に迫っています。


・行当岬からの室戸岬。行けませんでしたが、行当岬にも海岸にジオパークの遊歩道がありました。


・室戸市中心部を抜け南へ向かい室戸岬港へ。広い港内では白い円形の施設で何人かが作業をしていました。


・話を聞くと青海苔の養殖施設だそうです。


・室戸岬港内の室戸ドルフィンセンター。


・人気は全くありません。


・ネットの向こうから何やら音がします。


・よく見ると中でイルカが2頭。狭いプールの中でボールを押して遊んでいます。
 こんな狭いところでかわいそうと思いながらも、20年ほど前に台風の時ここのイルカが脱走し、和歌山で保護されたという話を思い出しました。このプールから出ても、やはり人のいる場所に行ってしまったんですね。
 何がかわいそうかは、勝手に決めてはいけないと思い直しました。


〇コロナの影響で経営も大変だそうです。コロナ収束後はぜひお寄りください。


・室戸岬港からの室戸岬。岬の先端には山上展望台や四国八十八箇所霊場の第二十四番札所最御崎寺に行ける室戸岬スカイラインの九十九折り道路が見えています。


・室戸岬へ。スカイラインが見えています。左の大きな建物は漁協だったはず。海が見えるように、最上階が大きく張り出しています。


時間は午後3時前。11時頃高知にいたのですが、思わぬ時間がかかってしまい焦っています。
 これから室戸岬の山上展望台に上り、岬周辺のジオパークの散策を行い、室戸市高岡を抜けて廃校水族館にも行こうとしているのですが、全然時間が足らないようです。
 ま、とりあえず室戸スカイラインを上ります。


                 室戸ディープ その2に続きます。

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